無料で入手できる天気のヒストリーデータ

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天気のヒストリーデータは1時間ごと程度の粒度だと日本・世界ともに無料で入手できるものがある。
本記事では、その入手方法についてメモする。

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はじめに

国立国会図書館のリサーチ・ナビというページが日本・世界の過去の気象データをまとめてくれている。

どのサイトがどういうデータを提供しているのか簡単にまとめているので、必要に応じてそのサイトを利用すれば良さそう。

ただ、無料で提供されているものなので、場所や時間の細かさはある程度限定される。

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日本の天気

気象庁のホームページから無料で入手することができる。

日本の各地点の気象データを入手することができえう。
空間的な粒度は結構細かく、例えば東京都を選択すると以下の写真のようになる。

地点選択用東京都地図
東京都の例。気象庁のサイトから引用。

時間の粒度も10分ごと、1時間ごと、1日ごとのように細かく見ることができる。

世界の天気

アメリカ海洋大気庁(NOAA)のホームページから入手することができる。ただ、国立国会図書館のサイトにあるリンクは昔のページのままになっているので注意が必要。

このサイトでは様々な種類のデータを提供している。
例えば、「Integrated Surface Dataset (Global)」では世界中の1時間ごとの気象データを提供している。
このページでは地点や期間を指定して、データを選ぶことができる。地点によって、含まれている項目が異なることに注意が必要である。

NOAAのデータ検索画面

ただ、提供しているデータは複雑でそこまで綺麗に整形されておらず、コラムも記号になっているため、データを読み解くには、ドキュメントを参照する必要がある。
例えば大気圧は次のように書かれている。

  • Atmospheric-Pressure-Observation (大気圧)
    • Column: MA1
    • Data Type: altimeter setting rate, altimeter quality code, station pressure rate, station pressure quality code
    • Data Example: 10207, 5, 10149, 5

MA1というのが列の名前で、AltとStpという2種類の大気圧が書かれている。
Scaling Factorが10になっていて(10倍の数字を表示していて)、単位がhPaであることにも注意が必要がある。
5という数字は簡単にいうと信頼度を表す数字のようなもので、5は「Passed all quality control checks, data originate from an NCEI data source」という位置付けになっている。

他にも重要な指標の例を挙げておく。quality codeの数字の意味や単位などはドキュメントを読む必要がある。

  • Dry Bulb Temperature (乾球温度)
    • Column: TMP
    • Data Type: temperature, quality code
    • Data Example: +0072, 5
    • 単位はセルシウスでScaling Factorが10になっている。
  • Liquid-Precipitation (Hourly)(1時間あたりの降水量)
    • Column: AA1
    • Data Type: period quantity, depth dimension, condition code, quality code
    • Data Example: 01,0041,9,5
    • 期間の単位は時間で、降水量の単位はミリメートルである。
  • Sky-Cover-State (雲の割合)
    • Column: GA1-GA6
    • Data Type: coverage code, coverage quality code, base height dimension, base height quality code, cloud type code, cloud type quality code
    • Data Example: 02,5,+03353,5,99,9
    • 1つ目の数字が雲の割合を9段階で表している。(99はデータがないことを表す。)
      • 9段階とは書いているが、「0, 2, 4, 7, 8」しか使っておらず、実質5段階になっていることがあるため、5段階の雲量を表示しているGD1を参照すると良い。
  • Wind-Observation (風)
    • Column: WND
    • Data Type: direction angle, direction quality code, type code, speed rate, speed quality rate
    • Data Example: 240,5,N,0015,5
    • 角度は北から時計回りで、風速の単位はメートル毎秒である。

Integrated Surface Dataset (Global)で地点を検索すると、空港の名前がよく出てくるが、空港の気象データが集まってきているのだろうか??

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