G検定に合格したので対策したことと感想を書く

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2021年3月に行われたG検定に合格したのでどのように対策したかと受験した感想を書く。受験した理由は会社から助成金が出るのと、深層学習の知識が弱めだったので広く浅く勉強しておきたいと思ったためである。

僕自身は一応情報系の専攻に在籍していたが、機械学習を専門に研究していたわけではなく、授業で受けた程度の知識と研究で一部使用していたくらいの前提知識があった。

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受ける前に調べたこと

まずはG検定についてあまり知らなかったので詳しく調べた。

G検定の試験範囲

機械学習や深層学習に関して、概要や手法、歴史、産業への応用など広く浅く問われる。

G検定とは
ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する。

2021年7月実施の試験よりシラバスが改定されているので注意が必要である。

G検定の試験形式について

G検定は自宅で自身のPCで受験する形式となっている。受験者は同じ時刻に一斉に受験する。

自宅で受験するのでカンニング(Google検索等)ができる。この記事を書いている時点で公式でもカンニング禁止とは明記していない(はず)。
しかし、120分200問程度であり時間に対して問題数が多すぎるので全ての問題を調べている時間はない。

とはいえ、ある程度の知識があれば全く分からない問題だけ調べることでそれなりの点数が取れそうな感じもする。(実際にもそうである。)
これが6割から7割という高い合格率に繋がっているのではないだろうか?

また、自宅で受験という形式をとっているため、不正行為の取り締まりがどれくらい有効なのかも疑問である。やろうと思えば一緒に受験している人と電話しながら回答するということもできてしまう。

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やったこと

一ヶ月前

とりあえず試験形式や内容について調べてみたのと、例題を確認した。
どの程度頑張れば良いのかわからないので、今後の計画のためにもまず力試しに模試を受けてみた。

G検定、Python、Rubyの模擬テスト | DIVE INTO EXAM
DIVE INTO EXAMは、IT系資格、検定試験の模擬テストを提供するサイトです。本番の認定試験と同じ形式(配点・制限時間・難易度)の模擬テストを受験することで最も効率の良い学習をサポートします。G検定、Python3エンジニア認定データ分析試験、Python3エンジニア認定基礎試験、Rails4技術者認定試験、R...

模試は上記のページを利用した。

結果は147/200で正答率が73.5%だった。
合格ラインは公式から明記されていないが、利用したサイトでは不合格という判定だった。

60分で全て解き終え、この時点で自信を持って回答したのが3割、なんとなく答えたのが3割、全く分からないのが4割といった感じであった。
想定よりも難しい印象を受けた。
残った60分で50問程度を検索して調べ、修正が必要なもの(半分程度)は修正した。
だらだら回答と修正をしていたので、急ぐだけでもっと点数は上がりそうであった。

検索しやすい問題としずらい問題があるので、メモしておくと良さそうだった。
「最も適切な」と「最も不適切な」を読み間違えて回答している問題もあった。

最後に、1時間くらいかけて正誤を確認した。

その後 – 試験前

とりあえず参考書を一冊買った。
問題集として買ったが、結局は分からない単語だけを調べるという参考書的な使い方をした。

最終的には思ったより点数が取れてしまうことに甘んじてほとんど勉強しなかった。
模試をあと2回解いて、合計で10時間くらい勉強した。

講じた対策

ある程度出てくる問題に傾向があるので、チートシートを作っておくと検索して調べている時間を短縮できる。チートシートを作っていると知識にもなるので一石二鳥である。
上記参考書のkindle版が検索できれば最強のチートシートになったかもしれないが、残念ながら検索することはできない。
記憶している部分は書かずに苦手分野を重点的にメモしておくことで効率良く回答できる。

チートシートを上げているサイトがあったので、試すと良いかもしれない。正直これを自分好みにカスタマイズしていくのが最も簡単である。(僕は試験後にこういうサイトがあることに気付いてしまった。。。)

【G検定チートシート】AI関連法律や動向含む試験当日のカンペ
JDLAが主催するディープラーニングG検定は試験時にGoogle検索や書籍の参照がOKなWeb検定です。ここでは筆者が受験時に素早く用語の参照ができるようメモを残しておきます。

試験日以降

当日

模試より問題文が長いのとやや慎重になってしまったのもあり、やや時間がなかった。
しかし、9割前後は合っているだろうという自信があったので合格は確信できた。

合格通知

試験から2週間後くらいに合格の通知が来た。さらにその2週間後合格証がメールで届いた。
名刺などに使える合格認証ロゴも届いた。また、G検定とE資格の合格者コミュニティであるCDLEのSlackにも招待される。

感想

ぶっちゃけて言うとG検定を受けて得たものというものはそれほど多くなかった。
多少の機械学習や深層学習に関する知識が身についた気がするが、この手の広く浅い知識は試験後1ヶ月も立つと半分程度は忘れてしまう。(1度勉強したということに大きな意味があるのかもしれないが。)
G検定を受験するために使った時間よりもっと有意義な時間の使い方があったのでは?というのが率直な感想である。

結局G検定は誰に向いているのか?
文系やAIに全く触れてこなかった理系出身の人にとっては、G検定は大いに役に立つかもしれない。合格するには相当の勉強時間が必要であるが、機械学習をどのように産業に応用するかを容易に想像できるようになる気がする。

機械学習や深層学習に多少でも触れている人は10時間程度、人によってはノー勉でも合格できてしまうため、新しい知識を期待しないほうが良い。資格を得て就活や転職を有利にするという目的があるのかもしれないが、エンジニアにとってG検定は有利に働くのかは疑問である。より実践的で専門的な他の資格を検討するのがおすすめである。

ただ、2021年7月実施の試験よりシラバスが改定され、より実践的な内容が多くなるので、多少は若手のエンジニアにとってためになるのかもしれない?

また、自宅で受験できることで不正行為が黙認されてしまっている現状をどうにかしたほうが良いのではないかと思う。中には不正行為やグレーな方法で合格できてしまった人がいるように感じる。
このままでは、何もAIに関する知識がないのにG検定に合格できてしまうという人が増え、G検定は全く役に立たない資格であるというレッテルを貼られかねない。

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